■インタビュー 清水 隼トレーナー(元町店)



清水さんは、スポーツトレーナーを目指し、警備会社からDr.ストレッチに転職。現在、スポーツトレーナー専門学校で勉強する傍ら、Dr.ストレッチの研修所に通っています。研修所の様子などについて伺いました。

もくじ 
  1.  1.警備会社からDr.ストレッチに転職!?
  2.  2.施術研修について「スポーツやっていた人なら、ピンとくる」
  3.  3.「研修所でたくさん友達できた。みんなでご飯して、恋バナで盛り上がる」
  4.  4.昔は、引っ込み思案だった!清水さん流「大勢の研修生と接するコツ」
  5.  5.考え方の研修で、視野が広がった
  6.  6.店舗に入って現場を体験する店舗研修
  7.  7.研修を受けて変わったことと将来の夢


■ 警備会社からDr.ストレッチに転職!?

-- Dr.ストレッチに転職されるまでの経緯をお聞かせください。

高校を出てから警備会社に勤めましたが、もともと身体を動かすのが好きなので、スポーツ関係の仕事への転職を考えるようになりました。
求人情報サイトをチェックしていた時、Dr.ストレッチの「パートナーストレッチで、ケガを未然に防ぐ」というフレーズが目に留まりました。自分の苦い経験から、「ケガを防げる手技があったらいいな」と思いました。

「小学4年から20歳まで続けた柔道」
(写真右:清水さん)
私は、小学4年生から20歳まで、柔道をやっていました。ブラジリアン柔術の稽古をしていたこともあります。練習に明け暮れていた頃は、ケガが多く、試合に出られなくなって、何度も悔しい想いをしてきました。手技でケガを防げれば、私のように悔しい想いをする人が減るからいいなと思ったんです。

パートナーストレッチは受けたことがなかったので、どんなものなのか興味もわきました。それで求人に応募しました。



■ 施術研修について「スポーツやっていた人なら、ピンとくる」

-- 清水さんは、研修所通いを始めてから約1カ月。どうやって手技を身に付けていますか。

研修生同士で、技を掛け合って覚えています。
以前、柔道をしていた頃は、「身体をこう動かすには、この筋肉を意識して動かせばいいだろう」と、筋肉の動きやつながりをイメージしながら練習したものです。

Dr.ストレッチの研修でも、「この筋肉を伸ばせば、ここに効く」と、イメージしながら相手に技をかけ、技のかかり具合をチェックしつつ、身体に技を覚え込ませていってます。イメージしながら練習、微調整、上達していく流れは、柔道も手技も同じです。スポーツをやっていた人ならピンと来ると思います。

-- 研修所のトレーナーは、清水さんの施術をどう評価していますか。

「うまい」と言っていただいています。ただ、「細かい点を忘れて、施術がラフになってしまう時がある」との指摘もありました。例えば、施術を受けている人の足を持ち上げたり、下ろしたりするスピードが、速すぎたり、遅すぎたりしがちなんです。一定のスピードを保たないと、お客様に不安感を与える恐れがあります。

-- 今後は、どうやって改善しますか。

研修や研修後の自主練です。相手の身体の扱い方など、すみずみまで気を配った練習をするようにしています。練習相手に、「この強さでどう?」と聞きながら、相手の足をつかむ強さを変え、どのぐらいの強さが快適かなど把握しています。

細かい点まで気を使っているので、完璧主義だねと言われるんですが、施術は、気遣い次第で、施術全体の効果が左右されがち。自分で納得できるまで練習して、お客様とのコミュニケーションを反映させた行き届いた施術に改善していきたいです。

-- これまでに施術の研修で、困ったことはありましたか。

強いて言えば、座学ですかね(笑)。
研修の1割~2割程度は座学で、外部の専門家を呼んで、解剖学など身体の専門的知識を学ぶ講義があります。トレーナーに必要な知識だから覚えなくちゃいけないんですが、暗記が苦手なんで辛かった(笑)。

-- 苦手な暗記には、どう取り組みましたか。

よくぞ聞いてくれましたっ(笑)! 研修生と技の練習をする時に、「こことここがつながってるから、技が効くんだ」と筋肉同士のつながりを身体で確認して、まず、身体の仕組みを学びました。身体の仕組みが頭に入ったら、それを頼りに、技を覚えられるようになったんです。

■ 「研修所でたくさん友達できた。みんなでご飯して、恋バナで盛り上がる」

-- 清水さんは、研修と専門学校を掛け持ちしています。研修も、学校もがんばると、体力的にキツくはないですか。

さすがにキツく感じる時はあります。でも、スポーツトレーナーの夢を実現するには、どちらも必要。自分のためだからと割り切って、楽しくがんばっています。そもそも研修所は自分にとって、とても楽しい場所だし、がんばって練習して「おっ、うまくなったじゃないか」って言われたら、身体のキツさなんかは吹っ飛びますよ(笑)。

-- 研修所は、清水さんにとって、具体的にどのように楽しい場所なのか、お聞かせください。

研修所は、新しい友だちがたくさんできる場所。
研修所に通い始めた頃、研修生は、全部で30人ぐらいでしたが、今では90人ぐらいになっています。新店がオープンすると、どっと新人の研修生が入ってくるからです。

研修生のうち、30人ぐらいとは話しましたね。すぐ仲良くなって、みんなでご飯に行ってわいわいやっています。
ご飯してる時の話題は、好きな女子のタイプ、恋バナなど、よくある20代男子の集まりらしいテーマが中心です。将来の夢とかは、全く話題になりません(笑)。この間は「店舗デビューしたら、みんなで旅行に行こう!」、「どこ行くべ?」、「富士急ハイランド!」って盛り上がっていました。中でも仲がいい人は15人ぐらい。メアド登録してやり取りしています。

■ 昔は、引っ込み思案だった!清水さん流「大勢の研修生と接するコツ」

-- 清水さんは、人とつながるのがうまい方のようですね。見ず知らずの大勢の研修生の中で、楽しく過ごすために、気をつけていらっしゃる点があればお聞かせください。

座右の銘「だれでも、必ず一つはいいところがある」を頭に置いて、人と接するようにしています。「いいところがある」と考えると、苦手なタイプの人でも話せるようになります。
実は、私はもともと、かなりの引っ込み思案。中学生の時、なんとか自分を変えたいと努力した結果、今の自分になりました。

-- 研修所のトレーナーや研修生の中には、清水さんより年齢が上の人もいます。目上の人と接する際、注意している点はありますか。

はい。まず、目上の人と知らずに、失礼な態度を取ってしまわないよう、相手の年齢が分かるまでは、必ず敬語で話します。同い年か年下と分かった段階で、友達同士の気楽な調子に切り替えていますが(笑)。
目上の人と仲良くなるためには、相手が興味を持っていることを、事前にちょっとだけチェックしておき、話題にするのがポイント。野球、サッカーなど相手が好きなスポーツでOKです。

「あれ?若いのに、なんでそんなこと知ってるの?」

会話が弾むきっかけになります。研修所のトレーナーとは、この方法で親しくなりました。

■ 考え方の研修で、視野が広がった

-- Dr.ストレッチでは、施術だけではなく、接客、考え方の研修(※)もあります。接客や考え方の研修で学んだことの中で、特に役立ったものを挙げるとしたらなんでしょう。

考え方の研修の「ネガティブとポジティブの両方で考える」ことでしょうか。
世間では、ポジティブ思考だけを良しとしがちですが、ネガティブ思考を意図的に取り入れたほうが、物事の新しい側面が見えてくると学びました。

例えば、お客様からクレームを受けた場合、敢えてネガティブに、自分のどこが悪かったのか、クレームの原因を考えてみると、自ずと「こうすれば良かったのでは」というポジティブなアイデアが浮かんでくるもの。ネガティブ思考を足掛かりに、ポジティブな問題の解決策にたどり着けます。
もし、ネガティブ思考を嫌って、自らの失敗を見つめなければ、原因が分からないから解決策もなかなか見えてこない。
研修で、ネガティブとポジティブの両方で考える良さが分かりました。


※考え方の研修:Dr.ストレッチでは、「幸せな人生を送るためには、幸せな人生にするための考え方が必要」という視点に立ち、技術の研修に加え、「プラスの考えで全員仲良く」をモットーに、考え方の研修も行っています。


■ 店舗に入って現場を体験する店舗研修

-- Dr.ストレッチでは、研修の一環で、実際に店舗に入って現場を体験する店舗研修があります。

はい。私も元町店に入っています。店舗では、主に雑用をこなし、空き時間に、店長や先輩トレーナーに施術を見てもらっています。

-- 先輩たちからの、施術についての評価はいかがですか。

「効きはいいね」と言っていただきましたが、研修所のトレーナーから指摘された「ワンランク上の気遣い」を、先輩たちにも注意されました。お客様役の先輩の身体の扱い方に、もっと配慮しなさいとのことでした。

もう1点、注意されたのが施術中の会話。内容が、よくある世間話に偏りがちなので、お客様に納得して施術を受けていただくために、身体の状態や症状などについての説明を会話に盛り込み、より施術全体のパフォーマンスを向上させるように言われました。これも、今、練習中です。

-- 身体の状態についての説明を、どう会話に挟めばいいのでしょう。ちょっとだけ練習の成果を披露していただけますか。

それでは肩こりを例に説明します。ポイントは、お客様の日常生活に絡めて話を進めること。
「お客様のようにデスクワークが多い方は、猫背になりがちです。猫背になると、肩の筋肉が常に内側に引っ張られる形になり、肩こりが起きやすくなります。
また、長時間座っていると、お尻の筋肉が圧迫され、下半身の血液循環が滞りがちになります。下半身の血の巡りの悪さが、肩こりを引き起こす場合もあります」

-- なるほど。わかりやすく納得できる説明でした。ところで、元町店は、清水さんの職場になる店舗です。まだ研修中なので、店舗で過ごした時間は少ないと思いますが、元町店店長やトレーナー陣の印象はいかがですか。

面接で、皆さんにお会いした時の第一印象は、「元気いっぱいで仲が良い」。
あいさつの声や表情、全体的な雰囲気、皆さんがいっしょにいる時の様子を見て、そう感じました。「この店いいな」って思いました。店長をはじめ、先輩トレーナーに施術の練習に付き合ってもらうと、的確にアドバイスしてくれるので助かっています。

■ 研修を受けて変わったことと将来の夢

-- Dr.ストレッチの研修所や元町店での経験を経て、清水さん自身が変わった点はありますか。

友人や家族から、「すごい笑顔が増えた」と言われました。研修の初期には、「怖い」と言われたものですが(笑)。
研修所や元町店には、「お客様を良くしてあげたい」、「お客様に気持ちよく過ごしていただきたい」という共通の想いがあります。研修を受ける内、私も、想いを共有するようになり、お客様の心身の状態を考えて行動するようになっていきました。お客様に寛いで、楽しく過ごしていただくために、いつも笑顔を向けようと意識した結果、笑顔でいることが増えたんだと思います。

-- 笑顔でいることが増えたのは、ステキなこと。お客様への気配りは、人として成長された証のようです。
もう少しで研修も終了。検定試験がやってきます。自信の程はいかがですか。スポーツトレーナーになる夢に近づいた感じはありますか。


「試験はばっちりです!」っと言って、気分を上げるようにしています(笑)。スポーツトレーナーはまだ遠いですが、今は、ワンランク上のおもてなしができるように施術を改善して、検定試験合格、トレーナーデビュー目指してがんばります!

(※清水トレーナーは、無事、検定試験に合格。現在、元町店トレーナーとして、元気に活躍中です)
※ 取材日時 2014年3月
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